
🚻 トイレができない
とき、最初に見ること
「トイレが一人でできなくなった」
退院を控えた家族について、そう言われると不安になると思います。
歩けるのに、トイレでは介助が必要。
昼間は大丈夫なのに、夜になると失敗する。
トイレまで行けるのに、ズボンを下ろすところで止まってしまう。
失禁が増えてきた。
そんなこともあります。
すると、
「歩く力が落ちたのかな」
「認知症だからかな」
「もう一人では無理なのかな」
と考えてしまうかもしれません。
でも、
「トイレができない」だけでは、何に困っているのか分かりません。
🚻
トイレは
「一つの動作」ではない
私たちは普段、
「トイレに行く」
と一言で表現します。
でも、実際にはたくさんの動作がつながっています。
① 尿意を感じる
↓
② ベッドから起き上がる
↓
③ 立ち上がる
↓
④ トイレまで移動する
↓
⑤ トイレに入る
↓
⑥ ズボンを下ろす
↓
⑦ 便器に座る
↓
⑧ 排泄する
↓
⑨ 拭き取る
↓
⑩ パッドを交換する
↓
⑪ ズボンを上げる
↓
⑫ 寝室へ戻る
↓
⑬ ベッドに横になる
「トイレに行く」という一言の中に、これだけの場面があります。
だから、
「トイレができない=歩けない」ではありません。
歩くことはできても、ズボンを下ろすことが難しいかもしれません。
トイレまで行けても、便器に座るときにふらつくかもしれません。
身体的には問題なくても、夜になるとトイレの場所が分からなくなることもあります。
まず探したいのは、
「どこで止まっているのか」
です。
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